マネックスのコインチェック買収から透けて見えるもの
昨日、日経速報で流れてきたマネックスによるコインチェック買収のニュースをみなさんはそう感じられたでしょうか?
証券大手に買収によって、ネム流出事件で傾いていたコインチェックが再生への第一歩を踏み出したと思った方も多いかと思います🤔
私自身、ネム流出事件を機に冷えきっていた日本の仮想通貨市場が息を吹き返すきっかけになればいいな、と期待をしていますしています😃
ただ、何故か心の何処かで“つまらない”と思う気持ちが芽生えているのは私だけでしょうか?マネックスという、すでに大手で安定した証券会社が新進気鋭のコインチェックを買収して傘下に収めるということ。仮想通貨という新たなイノベーションの波に乗った新興勢力が既存の権力の下に行ってしまうこと。私は何だか夢から冷めた気分です😱
SBIバーチャルカレンシーズやGMOもあくまで自社の顧客やブランドで取引所や販売所を運営、準備していますが、コインチェックのような大きな新興企業を買収という形では進めてきていませんでした。(まぁ今回のコインチェックの件は身から出た錆で仕方ないと思いますが)これからは夢ではなく、実態に則した業界の再編が進むものと思われます。
実際、金融庁は今週にも新たに一部業者への業務改善命令を出すようで、仮想通貨取引所の運営会社はこれまで以上にガバナンス強化を要求されており、これまでのスタートアップ企業のままではいられない状況です😱
しかし、このまま大手企業が新興企業にマウントして業界が出来てしまうと、本当につまらないですよね。ここらで一つ、新興組に頑張ってもらいたいものです🤔
そうなると、やはり期待が大きいのは柏森CEO率いるQUOINE社のQUOINEX、そして昨年日本最大規模のICOに成功したQASHトークンですね。
柏森CEOが週次で報告するブログの最新情報や海外版AMA(ライブチャットQ&A)ではQUOINE社が開発するワールドブック(世界中の取引所をつないでマッチングさせるシステム)のベータ版を今月に、来月か再来月には正式版をリリースするようで、順調なプロダクト開発が進んでいます。
また、システム全般を請け負っている英領ジブラルタルのGBX(ジブラルタルブロックチェーンエクスチェンジ)には、200近いICO案件が寄せられており、決済手段にQASHトークンが入るなど、グローバルな発展も進めています。
大手主体で業界再編が進みそうな今、日本の仮想通貨市場で新興企業としてQUOINE社には突き抜けて欲しいものです🤔さぁ新年度の四月、今後の動向を楽しみにしましょう☝️